兵法『三十六計』
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兵法『三十六計』は、36の計略を記している兵法の本です。 1941年に中国の陝西省で見つかった兵書で、歴代の史書には名前が出てきません。 ただ『南斉書』「王教則伝」に「檀公三十六策、走是上計。汝父子唯応急走耳」(名将の檀道済の36の策略では、逃げることが上策になっています。あたたがた父子は、とりあえず逃げるしかありません)という感じで出てきます。 ですから、檀道済の生きた東晋時代から五胡十六国時代にかけての兵法に思えるかもしれません。しかし、通説としては、明末清初くらいだろうと言われています。 さて、今回の翻訳では、タイトルと本文のみを訳して、初学者には難解と思われる「按=解説」は訳していません。 その代わり≪歴史の例≫をつけて、36ある計略が少しでも理解しやすくなるようにしました。
兵法『三十六計』は、36の計略を記している兵法の本です。
1941年に中国の陝西省で見つかった兵書で、歴代の史書には名前が出てきません。
ただ『南斉書』「王教則伝」に「檀公三十六策、走是上計。汝父子唯応急走耳」(名将の檀道済の36の策略では、逃げることが上策になっています。あたたがた父子は、とりあえず逃げるしかありません)という感じで出てきます。
ですから、檀道済の生きた東晋時代から五胡十六国時代にかけての兵法に思えるかもしれません。しかし、通説としては、明末清初くらいだろうと言われています。
さて、今回の翻訳では、タイトルと本文のみを訳して、初学者には難解と思われる「按=解説」は訳していません。
その代わり≪歴史の例≫をつけて、36ある計略が少しでも理解しやすくなるようにしました。